商品説明
商品説明
用途
電装品の配線作業に必要な機能を集約した電工ペンチ
「切る・むく・かしめる」の3つの工程を行うことが可能になっている、 1本で3役の万能電工ペンチです。 自動車の細線・配線作業にも対応です。
●自動車や各種ホビーの電装品の配線作業の被覆向きや端子圧着作業に。
●裸端子、絶縁端子の圧着も可能。
●ボルト・ネジの切断ができる。
●ワイヤーカッター
細い電線・アルミ線の切断作業を行える。
●裸端子圧着
適用サイズ:1.25、2.0、5.5㎟
●オープンバレル(連鎖型)端子圧着
適用サイズ:1.25、2.0、5.5㎟
ワイヤーストリッパー
すり合わせ刃設計のため電線被覆を正確・確実にカットし、容易に被覆を剥くことができるます。
被覆剥き適応電線サイズ:より線0.75、1.0、1.5、2.5、4.0、6.0㎟
絶縁端子圧着
適用サイズ:1.25、2.0、5.5㎟
ボルトカッター
適用サイズ:M2.6、M3、M3.5、M4、M5
梱包について
良いものをより安く提供できるよう、プチプチにてエコ梱包させていただいております。
使用方法(絶縁被覆付圧着端子用)
【ギボシ端子のかしめ方】
①『配線をカットし、裂く』電工ペンチのカット部分で配線をカットし、端子の取り付けを行いやすいように左右に数センチほど裂いておきましょう。
②『被覆をむく』電工ペンチで、切断部から5mm程度、被覆をむきます。
③『芯線をねじる』被覆をむいて現れた芯線を、指でより合わせてまとめて下さい。こうすることでギボシ端子が取り付けやすくなります。
④『スリーブを入れる』スリーブに配線を通します。
⑤『ギボシ端子をセットする』被覆をむいた部分にギボシ端子をセットします。この時、+電源側はショートを防ぐためにメス端子を使用するようにしましょう。メス端子はスリーブが端子を覆い隠しているからです。一方、オス端子は端子がむき出しの状態なので、+電源側にオス端子を使うと、端子がボディなどに触れた時などに簡単にショートしてしまいます。
⑥『小さいツメをかしめる』端子の芯線側にある小さい方のツメからかしめていきます。まず、電工ペンチの大きめの穴で軽く挟んで仮かしめを行って安定させてから、より小さめの穴を用いて本かしめをして下さい。二段階でかしめを行うことで、芯線を正しく端子で締め付けることができます。
⑦『大きいツメをかしめる』端子の被覆側にある大きい方のツメのかしめをしますが、小さいツメと同じく、仮かしめを行ってから本かしめをします。かしめが終わったら、しっかりと端子が取り付けられているかどうか軽く引っ張って確認して下さい。ここでガタつきがある場合は、取り付けが正しく行えていませんので、配線を切断して新たなギボシ端子でもう一度かしめを行いましょう。
⑧『スリーブをかぶせる』通しておいたスリーブをギボシ端子にかぶせ、端子を保護します。⑨『接続する』オス端子、メス端子両方とも同じように取り付けたら完成です。カチリと噛み合うまでオス端子をメス端子に差し込み、接続しましょう。
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【接触不良について】
一見正しく取り付けられていても通電しない場合や当初は通電していても時間の経過とともに接触不良に陥る場合などがみられます。このようなトラブルはなぜ起こるのでしょうか?
次の考えられる代表的なトラブルの原因を見てみましょう。
✔『正しい工具を使用していない』ラジオペンチなどの使用は、かしめ失敗の代表的な原因です。ギボシ端子においては、端子のツメを配線に食い込ませなければなりません。この為に電工ペンチの穴は爪を折るのに適したハート型になっています。
✔『正しくツメが食い込んでいない』二段階かしめを行わず1回だけでかしめたり、端子に対して芯線が細すぎると、芯線に正しくツメが食い込まずに接触不良が起こります。芯線が細い場合は、長めに被覆をむいて、折り曲げて太さを持たせるなどの対策をとりましょう。
✔『芯線に酸化被膜が発生している』芯線の表面に酸化被膜が生じると、時間の経過とともに接触不良から絶縁に至ります。早いものでは、かしめからほんの数週間で絶縁状態に陥る例もあり、すぐにものがダメになります。芯線の酸化を防ぐには、芯線が錫メッキされたタイプの配線を使用する事が効果的です。
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【まとめ】
ギボシ端子は、電光部品などの取り付けにおいては頻繁に登場するパーツですが、意外とかしめ方を誤りがちなものです。正しいかしめ方法をきちんと理解して確実なかしめを行い、より高度に安定した接続を得るようにしましょう。